熊猫日誌

熊猫の記憶の物置

好きなレバニラを探すこれからの人生

別に、「おいしいものを記録しよう!」と思って始めたわけではないのだよ、明智君。

もう1本、行ったライブの記録をしているブログがある。
でもそちらは2017年末で止まってしまっているので、さてどうしたらいいかな?と思いながらはてなをいじっていたら、何故か開設した状態で止まっていたブログを見つけてしまった次第。
何故かって、自分で開いておいて何を言っているのか。
まあ、こちらにはその時好きだと思ったことを書けばいいかなーと。よろしくねん。

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ところで、私の夫は高校のクラスメイトである。
図らずも推しとその奥さまとの出会いと同じなわけだけど、私たちは某都立高校の美術部で知り合い、三年生で理系クラスに配されてようやっと同級生になった。けれどこの時点では“気の合う友だち”であり、卒業後はポツポツと連絡を取り(当時は電話のみ)、成人してからは“気の合う飲み友達”となった。恋愛感情がどっから湧いてきたのか、今ひとつ不明。それは今も無いのかもしれない。ただ尊敬していることは多い。結婚生活なんて、それだけで十分な気がする。

出会ってから、今年で36年になる。
36年前当時、美術室で部活仲間たちと雑談をしていて、思ったことがある。
「将来このひとの奥さんになるひとって、大変だなぁ」
夫、肉を一切食べない。
宗教的な事情ではなく、アレルギーがあるわけでもない。中学二年くらいまでは、食べていたらしい。ところが高校受験を前に、パッタリと肉食をやめてしまったのだという。理由は聞いたけど、長くなるからまた今度。
いきなりただの部活仲間にこんなことを思うのもどうかと思う。まさか自分がその“奥さん”になるなんて、もちろんその頃は微塵も思ってもいなかったけど。

結婚前に一年間同棲をしたんだけど、暮らし始める前にそこが不安にならなかったわけではない。けれど彼は“肉を食べない”だけで、他の魚・野菜に好き嫌いは無い。魚なんて居酒屋で大将が「おっ、猫も素通りするねー♪」などと機嫌をよくするくらい、キレイに食べる。
さらに肉を食べないだけで、とんこつスープは飲める。コンソメはむしろ好き。(脂臭いとイヤみたい)
そして一緒に食事をしていて、私が肉を食べていても、嫌な顔ひとつしない。
以前彼の友だちも交えて食事をしていて、シイタケ嫌いのそのひとに、私がシイタケを食べる度に「うわぁ~」などと言いながら嫌そうな顔をされたことがある。あれは、わりと不愉快。もちろん夫は、そんなことない。

そんなわけで、我が家の食卓は魚と野菜がメイン。
餃子や麻婆豆腐、肉じゃがなどの肉メニューも、ツナなどを使ってアレンジして作る。それは私には負担にならない。結構たのしい。

それでも、時折私も襲われるわけで……肉欲に……。
「肉を食べたい!」という方面の肉欲に。
自分で作ったりもするけれど、一緒に暮らして以来肉料理を作ってこなかったので、すごく下手になっている。ひとり分って作るの難しいし。
だから惣菜を買って来たり、冷凍ものを買ってきたり、友だちと外食したりして、お肉をいただいている。
ひとり外食も時々する。
ふだん職場のお昼はお弁当だけど、休憩室が使えない時があって、その時は外食。ひとりで颯爽と肉を食べに行く。

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今日は買い物で都心に出かけて、その帰りに地元駅近くの中華料理店でお昼を食べた。中華で食べるのは、たいていレバニラ定食。昔からある店(私が高校に行っていた頃にはすでにあった)で、前から入ってみたかった。美味しかったけれど、好みの味までもう一声かな。

餃子は好きな店があるのだけど、レバニラは未だに見つけられていない。