熊猫日誌

熊猫の記憶の物置

たまの日

咳がまだ完全に止まってないというのに、昨日はライブのハシゴをしてきてしまった。昼から滝本晃司さんの弾き語りライブ、夜からは原マスミさんのバンドライブ。どちらも私には最高の滋養だった。耳と目と心の栄養。まだ咳込むけど。


咳の話よりも、本日は「たまの日」!
私の愛するバンド「たま」の前身バンドが結成された日。そしてテレビに出てくれたおかげで、私が彼らと出会えた日。

土曜の深夜、同居の両親が寝静まってから、妹とお酒を飲みながらイカ天を観るのが習慣になっていた。(※当時21歳)観始めたのは、その数週間前。
登場のシーンは「また変わったひとたちが出てきたな~」くらいに思っていたのに、演奏を聴いた後はもう笑うしかなかった。
ばかにした笑いじゃない。
自分たちがすごい出会いをしてしまったことを、直感で理解してしまったからだった。
審査員の故中島啓子さんもそんな意味で笑ったと、その時に仰っていたと思う。
それからは話すのが野暮ってもの。はまった。ライブに山ほど行ったし、ファンアートも描いた。チケットのために、徹夜で並ぶのは当たり前。生活がたま中心に動いていた。

それでも生活ステージが変わると、ブレーキがかかる。社会人になり、自由な時間が減った。
柳原さんが脱退したあたりにはすでに、ライブに行かないようになっていた。ずっとCDは聴いていたけど、3たまだけは避けていた。ちょっとした意地。私のくだらない意地。新譜情報も積極的に収集していなかったから、実は未だに持っていないアルバムがあったりする。現在後悔しまくりの意地。
そしてひょんなことで3たまを初めて聴いたのが、2011年の震災のちょっと前。「パルテノン銀座通り」をライブで聴いてみたいと思い立ち、滝本さんの下北水中ライブに行ったのが、私の復活の狼煙。まもなく滝本さんだけではおさまらなくなり、見事にたまファンとして返り咲いたのだった。
(だから追っかけていた時間よりも、実は離れていた時間の方が長い)

戻ってこられて、本当によかった。心からそう思う。


先ほどたま生誕祭2019曲リレーの絵がリツイートされた。

f:id:meimei0430:20191111215133j:plain
私のはパステルと鉛筆で描いて、スキャニングの後、少し明るさを変えたもの。
もうちょいお花を散らしたらよかったかな。画面が少し寂しいもんね。
こんなんでも2回描き直ししていたりする。パステル画の描き方を忘れて。

f:id:meimei0430:20191111215217j:plain

f:id:meimei0430:20191111215315j:plain

描き直しといっても、下書きをライトボックスを使ってパステル用画用紙に転記しているから、まだラク。2回失敗した時は、自分でブチギレたけど。
わりと行き当たりばったりで描き始めてしまうから、いかんのよね。

本当はもう一枚、ファンアートを描いてUPしようと思っていたのに、寝込んでいたために間に合わなかった。せっかくの30周年だったのに。私のアホウ。
それは近日に描いてUPするとして、今日は昔描いたものをUPすることにする。
もう過去に何度もあげているから、目新しいものではないけれど。

f:id:meimei0430:20191111222635j:plain

たまの日、おめでとうございます。
昔も今もきっとこれからも、大好きです。