熊猫日誌

熊猫の記憶の物置

ハレの日々2。

2021年9月16日(木)

あっという間に最終日。さみしい。
これまで下北水中ライブVol.100の4Daysが連日ライブ最長なんだけど、あの時も最終日のさみしさといったら、筆舌に尽くしがたかった。
それはさておき。

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この夢のような名前の並び。2012年3月3日以来のツーマン。
あの時もブログが書けなくなるほど素晴らしく良くて、再演を心から願っていた。それがようやっと叶った。

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まずは滝本さん。
“いつもの滝本さん”だなぁと思った。ご本人は緊張されていたそうだし、確かに特別なんだけど、いつも通り。そう見えたので、勝手に私は安堵したり。
心地よい空間だった。忘れかけていたけど、そういえばコロナ前のライブはいつもこんな雰囲気だったなぁと。

最後は原マスミさん。
緊張されていた滝本さんとは対照的に、すごくリラックスしているように見えたけど、実は緊張していたのかな。
カポを付ける時、「カポッ」と口に出していたとこで撃沈してしまった。かわいらしすぎるっ。しかも1回ウケたからって、何度もやるとこがかわいい。
原さんはパワーワードが多い気がする。前にも「さよなら全人類」とか「ザ・たまズ」とかあったけど、この夜生まれた言葉は「耳が老眼」。(なんかわかってしまう自分がイヤー笑)

当然曲や歌も素敵。『1986』を聴きたかったから、滾った。

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そしてお楽しみのセッション。
『夜の幸』。滝本さんの繊細なピアノにのせて、原さんの注文の多い料理店序文が滑らかに語られる。美しい。
『夜の幸』は前回は確か滝本さんが歌われていたんじゃなかったかな。そしてまだ注文の多い料理店序文の朗読が無かった頃だったとも思う。9年半の時間を経て、すごいことになっていた。
そして『星を食べる』。
この夜はギブソンさんの出番は無かったけど、とにもかくにも素敵だった(語彙尽きた)。

で、驚いたのが、ダブルアンコールの『ハダシの足音』。原さんが歌詞見ながらボーカルに徹していたのに、まさか終わりの方で原さんのギターも入るとは。カッコイイの極み。
あ。もうどうしましょ。終わらないで。まだ終わらないで。と願いながら観ていたけど、終わらないわけはなくて......。

終演後、しばらく席を立てなかった。
名残惜しいのと、脱力したのとで。

これでしばらく生ライブの予定は私には無いし、音友の皆さんともしばらく会えない。なかなか帰れなかったな。(お店のかた、すみませんでした)

すごく笑ったし、あたたかく泣けたし、素敵な3日間だった。

この日まで自分ももちろん、誰もが体調崩すことなく来られたのは、今の世の中では僥倖でしかない。運がよかった。本当によかった。(一回行けない事態を経験すると、当日までもう怖くて怖くて仕方ないのよね)
数名、翌日がワクチン接種日という方もいらした。
どうか皆さんが苦しいことや痛いことに遭いませんように。
また元気にライブでお会いできますように。


で、二日経って今日18日。
ロスに陥ってたりする............。

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この日の朝、もぎられる前のチケットをパチリ。
3枚重なってるこのチケットは、A-1。すなわち入場番号1番なのでした♪