熊猫日誌

熊猫の記憶の物置

洋梨のコンポート

日曜日から、最高39℃の熱を出して寝込んでいた。

インフルエンザ検査は陰性。病院で抗生剤をもらって、帰宅して飲んで、それからまもなくワワワワーと熱が上がったのを感じた。
結局翌日夕方まで、38℃台をキープ。「あれ?私、これでおしまいとか?」と本気で思ったり。下がったわけだけど。

水曜日から職場に復帰。何とか仕事をこなしていたものの、咳が時々ひどい。涙目になる。つか、泣いてた。
それをTwitterでこぼしたところ、年下のかわい子ちゃんが教えてくれた。『梨に蜂蜜かけて蒸したものが喉に良い』と。

だがしかし。
我が家には洋梨はあっても、和梨は無い。何故なら夫曰く「上がらない果物だもの」。「上がる果物」は、イチゴやパイナップル、桃、枇杷などがそう。洋梨も。なのに和梨はだめなんですと。
和梨を使うなら、買い物に出なければ。でもすでにその頃には帰宅していて、外出する気力はもう無い。
そして蜂蜜も無い。何故なら私が苦手だから。

だめじゃん。

冷蔵庫を開けてみると、洋梨発見。ああ、柔らかくなるのを待っているうちに、食べるタイミングがわからなくなり、やがて私が風邪ひいてますますわかんなくなって放置してたやつ。腐りはしなかったけど、冷蔵庫の中で冷たく転がっている。硬い。

病み上がりの私はそれを取り出し、皮を剥いて中を切って、テキトーに水とキビ砂糖を入れて煮始めた。水が減ってきたなー的なところに、ポッカのレモン汁をプシャーっと入れて、火を止める。
荒熱がとれてから瓶に移して、冷蔵庫へ。

それが昨日で、さっき食べてみた。
ひねくれ洋梨の再就職、大成功。

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まあ食べる頃には、最初の喉への効果云々はどうでもよくなるくらいには快復してました、というオチ。ちゃんちゃん。