熊猫日誌

熊猫の記憶の物置

音旅2024新春〜沖縄編③〜

ライブが終わったのは、23時半ごろ。

いつものライブだったら「終電!!!」だけど、余裕。挨拶してお暇した。ああ、本当に楽しいライブだったね。
 
兵庫から来ていた友人と食事をすることにした。
周辺の居酒屋は、たくさんの若者たちで大にぎわい。でもーーーちゃんと食事をしたいんだよね。お肉とか。
営業が終わってしまったお店が意外と多くて、国際通りの“のれん街”に入ってみた。
ビルのB1〜2階の間にたくさんのお店が混在していて、とってもカオス。ふたりでウロウロ迷っていたら、ふとお兄さんに声をかけられた。
「ソーキそばとかありますよ!」
ああ、もうここでいいじゃん。騒いでる人もいないし......なんて軽い気持ちで座ったんだけど、ここが当たりだった。

私はさんぴん茶。お通しにもずく。もずくってもっと磯臭い感じのクセのある食べ物だと思ってたけど、食べやすかった。

ソーキそば。

そしてゴーヤーチャンプルー。これはシェアした。
どれも美味しいの。

ソーキそばは初めて食べたんだけど、こんなに風味豊かなお出汁だったとは。骨付き肉は手に持ってガブリ。やわらかーい。
滝本さんがソーキそばにハマっていると聞いたので、食べようとは思ってた。ここまで美味しいとは、ハマるのわかる!
(このお店の名前を失念してる。のれん街のサイトを見ても、よくわからなくて)

この時点でもう日付が変わってた。もっと語り合いたかったけど、食べ終わったらお開き。彼女と別れて、ホテルに戻った。生暖かい夜の空気。東京の春の夜によく似ている。そんな中を歩いた。
ああ、楽しかったなぁ。

 

1月14日。この日は夕方まで、ひとり観光。
絶対に行きたいのは、赤嶺駅首里城の2箇所と決めていた。

まずは朝ごはん。ホテルのバイキング。

ゴーヤーチャンプルーはあったけど、なんか普通。美味しかった。(配膳画像がテキトーすぎる)

このホテルのロビーでは、ブルーシールのアイスを売っていた。でも販売は0時まで。昨夜は1時を過ぎたので買えなかった。なんか悔しいから、朝食後に買いに行った。

わーい。

これを部屋の冷蔵庫に入れて、次はやはり夜遅くて入れなかった、大浴場へ。昨夜のうちにシャワーは浴びたけど、大きなお風呂は良いね。

この旅ではこれをよく飲んだ。紅茶花伝のガーデンシークヮーサーティー。ロビーの自販機で売っていたから、つい。
お風呂上がり、部屋に戻ってアイスをタンノウ。チェックアウトギリギリまで、くつろいでいた。

チェックアウト後は、まずは那覇空港へ。
いい天気だねー。

コインロッカーを探して、そこへキャリーバッグを預けた。6時間まで300円。安い。
そしてまたゆいレールに乗車。

次の駅で下車。一つめの目的地、赤嶺駅

日本最南端の駅なんだそうな。
前に石川浩司さんがコラムでここのことを書いてらして、それで興味があった。
真似して少し街を歩いてみたけど、まだお店はどこもやっておらず。どんな街も歩いて楽しむという境地には、まだまだ至っていない未熟な私。
ここで終了。ゆいレールへ戻った。

次は首里駅まで乗った。駅から出たら、バスが停まっていたからそれに乗って、首里城近くまで行った。

ほーう。

入場券は、ゆいレールの2日間乗車券で割引があった。お得。

職人の茶目っ気。素敵。

しっかり観光してる。
偶然だけどちょうど12時だったから、時を告げる銅鑼も叩かせてもらえた。

タンノウ。

これで行きたかったところ、終了。早。

さて、どうしようかな。那覇市第一牧志公設市場でも見学したいな......と、バスに乗った。バスは現金。
なんとなく安里というバス停で降りたら、そこは牧志駅の目の前だった。
そして見つけた。

さいおんうふシーサー。壺屋うふシーサーの相方ね。
何故前日は気がつかなかったんだろう......。

お昼を食べるにも、まだ空腹になっていなかった。どこ混んでいるし、食べたいものの決定打がない。那覇市第一牧志公設市場へも行ったけど、人人人。観光客が多過ぎてキツかった。にぎわっていることは、街としては喜ばしいことだろうけどね。

 

そこで私はあることに気がついた。

ゆいレールの2日間乗車券、どこにやった??

入れていたのは、ジーンズのポケット。でも右左、どちらにも入っていない。
左に自宅と羽田のコインロッカーの鍵はあった。けど、おそらく右に入れていたゆいレールのチケットと、首里城の半券が無くなっていた。
これはかなりショックだった。あと200円くらいではあったけど、元が取れていなかったから。

しかもスマホの充電器が終了していた。
ちょっと待って。スマホが死んだら、飛行機に乗れなくなるのでは? この時点で、スマホのバッテリーは70パーセント。ヤバい。

ここで14時くらい。私は色々やる気を失い、とりあえず那覇空港へ向かうことにした。

続く。