熊猫日誌

熊猫の記憶の物置

控えた方がいいこと?

しばらくぶりのブログになった。
8月は何故だか書く気になれなかった。書きたいものがありすぎて出口ですったもんだしている感じが、とても気持ち悪くて。
9月に入ると、それどころではなくなった。仕事と日常と、平静を装うことで精一杯。

8月終わりに体調不良を訴えた母が、9月27日に他界した。
もっと前から具合は悪かったんだと思う。コロナとか行けば気を遣わせるからとか、色々言い訳してしばらく会いには行っていなかった。
そんなわけで9月の土日のほとんどは、実家で過ごした。大したことは話していないし、ほとんど眠っていた母を見守るだけの時間だったけど、これまでの人生の中でこんなに母との血や関わりの深さのようなものを感じたことは無かった。

そんなわけで、現在忌中である。
四十九日である11月14日まで。それから没後一年間は喪中。お正月にお祝いが出来ない。そこでふと思った。忌中にもさらに控えた方がいいことがあるのでは?と。

早速検索。
宗教ごとの違いもあるし、書いてあるサイトによってもまちまちの様子。
・神社へのお参り。
・お中元・お歳暮を贈ること。
・結婚式などのお祝い事への出席。
まあそうだろうな。しかしもう一つを見て、私は愕然とした。
・旅行・飲み会・スポーツなどのレジャー。
えっ。
実は11月半ばに、ちょっと遠出する予定が入っている。でもそれは四十九日よりも後。セーフ。あと10月中に職場で2年半ぶりの決起会(という名前の飲み会・ちょっと強制)があるけど、こちらは堂々と欠席と返信をした。

ここで問題だったのは、ライブはその“レジャー”の中に入るのかな?ということ。
調べたのは10月に入ってからで、すでにヨーロッパ企画の『あんなに優しかったゴーレム』を9月29日に観に行っていた。行ったところでお咎めとかは無いだろうけど。
四十九日までの間にそのお芝居以外で、5件もライブ予約を入れていた。1件だけは気付かずに最近予約を入れてしまったけど、それ以外の4件は9月半ばまでに予約したものばかり。これらをキャンセルするのか......?

諸々相談した結果、現在予約を入れているものについては行くことにした。父も母も私がライブに行くことについてはとても寛容だったし、ゆるしてくれると思う。自分に都合の良い解釈だけど。それ以外の、これから予約を入れるつもりでいた11/14までのライブは、今回は見送ることにした。2件ほどあったんだけど仕方ない。

しかしもう一つ大問題が。

10月15日に、向島牛嶋神社にて『ものコト市』が開催される。
無料の音楽ライブがあって、柳原陽一郎さんも出演される。コロナ前に行った時は、会場の雰囲気も相俟って、とても心地よいイベントだと記憶している。
今年も行く気満々だった。
けど、先ほどの控えた方がいいリストの中......

・神社へのお参り。

ぎゃーーー牛嶋“神社”だったーーー!
神様のお社に行って、挨拶しないわけにはいかんでしょーーー!

というわけで、今年は断念することにした......あの牛の像を撫でたかったよ......。


追記:
父の時は忌中に7本もライブに行ってたわ。
母は仏教のある一派(新興ではない)を信心していたので、それに添おうと思ってのこと。私は忌中に家族が何やってもかまわんです。